NEWS RELEASEニュースリリース
町のデジタル化を推進する山形県金山町とトータルアドバイザー契約を締結
ゲーミフィケーション事業を展開する株式会社セガ エックスディー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 執行役員 CEO:谷 英高)は、山形県金山町のデジタル化の推進を目的としたトータルアドバイザー契約を締結したことをお知らせいたします。
■ トータルアドバイザー契約の背景と今後の展望
人口減少・少子高齢化等の地方課題をデジタル技術の活用によって解決するため、多くの自治体がデジタル化の推進施策を行っているものの、住民になかなか浸透しない、組織サービスを継続運用ができない等の実態があります。
そこで、近年価値が再認識されているゲーミフィケーション※1を活用したCX(顧客体験)デザインに強みをもつセガ エックスディーが、アドバイザーとして参画することになりました。
ゲーム UX やエンタテインメントが持つ「人を夢中にさせる」仕組みを応用し、デジタル化施策を支援することで、老若男女問わず誰にとっても使いやすく、充実した生活を送るためのインフラ整備を支援します。
金山町は今後 3 年間の計画として、町の生活基盤となるデジタルサービスの導入・整備を行う予定です。
※1 ゲームのメカニズムを非ゲームの分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高め、その行動に影響を及ぼすこと
■ 金山町とのこれまでの取り組み
金山町との取り組みは、昨年の10月に公開した『町ちがいさがし』から始まりました。
『町ちがいさがし』は、税理士法人あさひ会計と共同で開発した「財政状況」「町の魅力」「町民の声」をわかりやすく伝えることを目指したインフォグラフィックサービスです。
「まちがい探し」と「まち」を掛けて、自分たちが納める税金の使い道をわかりやすくビジュアルで表現しており、施策によって町がどのように変化するのかをゲーム感覚で楽しみながら、行政の理解を深めることができます。
また、『町ちがいさがし』の配布時に、アンケートを集計したところ1週間程で観光資源の開発アイデアなどを含めた回答が約100件も寄せられました。町民と行政の「架橋」のようなサービスとして機能しています。