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WORKS事例紹介

株式会社オムニヒール 様

子ども・若年層のメンタルヘルスケアを目的とした就労支援施設、放課後等デイサービスの施設内で提供する療育ボードゲーム『うんこメンコ』『ゼツミョーション』
  • サービス開発
  • 企画立案
  • 共同事業
ウンコめんこ/ゼツミョーション

放課後等デイサービスや就労支援施設で過ごす小学生や若者が、メンタルヘルスケアと社会適応性を学ぶことができるオリジナルゲーム『ゼツミョーション』と『うんこメンコ』の2種類を開発しました。『ゼツミョーション』は、特定のシーンにおける人物の感情を考えるカードゲームで、「人の気持ちは、状況や見え方で変化する」ことを楽しく学ぶことができます。『うんこメンコ』は、癇癪の発散を目的とした省スペースで手軽に遊べるゲームです。

課題

近年、学校や所属するコミュニティに馴染めず抑うつや適応障害の発生、不登校などが多発しおり、「子どもや若者の生きづらさ」が社会問題化しています。特に発達障害やグレーゾーンと呼ばれるような子供たちや若者は、その特性によって学校や組織に馴染めず、社会性の習得やその後の生活が困難な状況におかれています。介護福祉施設にヒアリングを重ね、特に強いニーズがあった「相手の気持ちを読み取ること」「気持ちを整理・落ち着かせること」の2点を養いつつも、施設の中で限られたスペースで気軽にできるソリューションが必要でした。

解決策

そこで、施設内でスペースをとらず、様々な年代の子ども同士で楽しめる2種類のオリジナルゲームを開発しました。 カードゲームを通じて「人の気持ちは、状況や見え方で変化する」ことを楽しく学べる『ゼツミョーション』は、「イベントカード」と「ヒョージョーカード」を組み合わせて「シーン」をつくり、親プレイヤーが選んだ「シーン」から感じられる「カンジョー」を、他プレイヤーが予想して、得点を競います。ゲームを通じて、親プレイヤーがプレイヤー全員に心情を説明・共有する過程があるため、遊びの中で人の感情のとらえ方や説明の仕方を自然に学ぶことができます。また、『うんこメンコ』は、メンコ遊びによって気持ちの発散を目的としたゲームです。マットに設置されているトイレを模した「メンコ」を叩きつけ、風圧によって、裏返った数や裏返った向きなどで競います。室内でも場所を取らずに軽度な運動によって、癇癪以外の方法で気持ちやストレスの発散し、気持ちを落ち着かせるサポートを実現します。

リリース

2024年4月

サービス種別

  • ゲーム
  • プロダクト

担当分野

コンテンツ企画/ 商品企画/ グラフィック制作/ PR/ アートコンセプト設計/ UXデザイン