NEWS RELEASEニュースリリース
ゲーミフィケーション×CRM SaaS、「GameBox」を 2021 年 4 月リリース
エンタテインメントソリューション事業を展開する株式会社セガ エックスディー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 CEO:尾崎 雄一、以下:当社)はエンドユーザーのロイヤリティ向上にゲーミフィケーションを活かした CRM で貢献する自社プロダクト GameBox(ゲームボックス、以下:GameBox)を 2021 年 4 月にリリースすることをお知らせします。
■サービス開発の背景
昨今、生活者のデジタル環境での可処分時間を取り合う企業の競争が激化している中、企業がエンドユーザーとのロイヤリティ創出を行うためには、リッチなブランド体験やコンテンツの接点を作り、高頻度かつ高品質なコミュニケーションを行う必要があります。
しかし、その実施には多額の費用と大規模な運用リソース、コミュニケーションリテラシーが必要になるため、一部の企業以外はその実践が難しくなっています。
そこで、当社は過去のクライアント企業の課題解決事例およびゲーミフィケーションからロイヤリティ創出を促すノウハウを活かし、CRM やマーケティングでのロイヤリティ創出に活かせるリッチなゲーミフィケーション体験が体系的に提供できるツールを開発することにいたしました。
GameBox プロダクトサイト:https://game-box.info/
■GameBox の機能
GameBox は、CRM やマーケティングのために最適化されたゲームを、これまでの従来開発に比べて圧倒的に安価で高速に開発し、企業のSNSアカウントや会員アプリ、オウンドメディアといった接点へゲームを埋め込み展開することで、様々なマーケティング KPI に貢献して企業のロイヤリティを作っていきます。
画像:GameBox のイメージ
(https://game-box.info/service.html 参照)
この仕組みにより、ゲームをエンドユーザーのモチベーションにして、企業キャラクターや商品との自然な接点を作ることや、別のマーケティング施策との連携も可能になります。店舗や施設にチェックインした際にゲーム内アイテムを渡すことでクーポンに依存しない販促活動や来店促進を行うといったことも可能です。
ゲームレパートリーは箱庭ゲームを中心に、育成ゲームや宝探し、スポーツゲームやパズルゲームといった様々なゲームを保有しており、CRM の設計上、最適なものを選定して、ロイヤリティ向上施策やプロモーション施策とセットでご提案をさせていただきます。
画像:GameBox の主要ゲームレパートリー
(https://game-box.info/service.html 下部参照)
また、2021年3月1日現在も200種類ほどのゲームエンジンのライセンス提供が実質可能になっておりますが、今後こちらも更に拡張をしてまいります。
■GameBox の特徴
GameBoxはゲーミフィケーションを提供する各種エンジンと管理機構を SaaS化して販売できるようにしたことで、初期費用や月額費用が、スクラッチ開発に比べて従来の 5 分の 1 以下に飛躍的に抑えられます。また、開発期間が本来 1 年程かかるレベルの本格的なゲーム開発も最短で 1 か月~数か月程度での提供が可能です。
画像:GameBox の管理画面のイメージ
更に、先述の一部のゲームエンジンは、管理画面からノーコードでゲームのカスタマイ ズや施策が可能で、プログラマーではない方でも運用を行うことができる仕組みになって おり、クライアント企業側で開発やデザインが可能な場合は、環境自体を初期費無料でご 提供するプランもご用意できます。
■今後の展望
当社は、GameBox を皮切りに、この様なゲーミフィケーションおよびエンタテインメントソリューションを事業課題や社会課題を解決させるために各種 SaaS 化して、できるだけ手早く気軽にご提供できるようにしていく、Entertainment as a Service(エンタテインメントアズアサービス)事業、通称 EaaS(アース)事業を行ってまいります。
これにより、様々なクライアント企業と、その企業とつながっているエンドユーザーへ、新しい体験価値提供をこれまでよりも身近にご提供しつつ、事業課題や社会課題の解決を 両立させることを目指してまいります。