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年頭所感 「『ゲーミフィケーションといえばセガ エックスディー』への挑戦」

あけましておめでとうございます。


昨年は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、記録的な円安と物価上昇による家計への圧迫など、国内外で情勢が不安定となる一年でしたが、一方で、FIFAワールドカップでは、日本代表のめざましい活躍によりベスト 8 は惜しくも逃しましたが、世界の強豪に勝つことで勇気と感動を与えてくれました。


その様な中で、2021 年 11 月に経営体制を変更した当社ですが、直近は新たな中期計画を構想しながら、地に足をつけて着実に 2023 年 3 月期の取り組みを進めています。


昨年は東京都ビジネスサービス様と、事業者向けの「雇用する障がい者への理解が深まる社内研修ボードゲーム」の共同開発や、あさひ会計様と「まち」の問題や魅力を可視化する共同プロジェクトを発表することができ、地方創生や地域社会の課題解決に向けた取り組みを世の中に送り出すことができました。


また、経済産業省様との GDX(「 Gamification※1 for Digital Transformation 」の略)を用いた DX 人材育成の検討会では、デジタル人材の育成に広く貢献できる機会をいただくことができました。その他にも、多くの分野でゲーミフィケーション2 の活用や、それに伴う実証実験を発表することができ、当社のビジョンの実現に向かって前進することができた一年でした。


それでは、今年の当社周辺の市場環境はというと、BCG の調査※3 によれば、世界的に景気減速が見込まれるものの、2023 年には 60 %の企業がテクノロジー、および DX への支出を 2022 年より増加させる計画であることを示しています。その一方で、70% は目標を達成できず、多くの場合、深刻な損失をもたらすとしています。あらゆる企業が DX に取り組むということは、デジタルの優位性が低下し、コモディティ化してしまうため、DX を成功に導くためには顧客体験の差別化がより求められるのではないでしょうか。そのため、2023 年は一層ゲーミフィケーションの必要性が高まるのではと私は考えています。


当社は引き続き、オフラインとオンラインの垣根を超えたカスタマーエクスペリエンス(顧客体験)を大切にしながら、「金融」「教育」「医療」「ヘルスケア」「観光」「鉄道」など様々な分野で「衝動」をつくり、その取り組みを世の中に発信していきたいと思います。


そして、今年は新たな中期計画の第一歩として、これまで培ったゲーミフィケーションのナレッジを、より親和性の高い領域に、より深く届けていきたいと考えています。それに向けて、現在複数の企業様とコラボレーションを軸にしたプロダクトの開発や、サービスの提供を検討しています。


また 4 月には、当社として初となる新卒社員が入社する予定になっています。当社のミッション、ビジョンに共感してくれた優秀な若者たちを迎え入れ、組織をより成長させていくための原動力になることを大いに期待しています。


今年は、アップデートされ続ける当社独自の「ゲーミフィケーション」を世の中に広げていくためにも、自社メディアでの情報発信に注力していきます。私たちは、各分野での取り組みを発展、拡大させながら「 X-tainment Company 」のビジョンを実現するべく、「エンタテインメントを社会に実装する」ことで、企業や社会の課題解決を目指してまいります。



今年もセガ エックスディーをよろしくお願い申し上げます。 

株式会社セガ エックスディー
代表取締役社長執行役員CEO
谷 英高
SEGAXD_logo_200803_light.png

 

 

※1,2 ゲームのメカニズムを非ゲームの分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高め、その行動に影響を及ぼすこと
※3 ボストン コンサルティング グループ『 2023年には 60% の企業が DX への支出を増加させる計画、DX をめぐるパートナーやベンダーとのエコシステムに課題 ~ BCG 調査』: https://www.bcg.com/ja-jp/press/14december2022-bcg-x-launch

 

 
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
本⽂書に記載している情報は、発表⽇時点のものです。

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